学校行事やイベントには必須のオリジナルTシャツ!素敵なデザイン案を作るためのポイントなどをご紹介

オリジナルTシャツを、学校や地域のイベントなどで着用しようと思っている人もいるのではないでしょうか。
オリジナルTシャツのデザインを決めるときには、作りたいイメージを形にするのがおすすめです。
ただし印刷方法によって、最適な色数やデザインは異なってくることがあります。
またTシャツの印刷可能な部分も、印刷方法によって変わってくることがあるためデザインを決めるときにはどのような印刷方法が使えるかの知識を押さえておくことも大事です。

オリジナルTシャツの使用目的に合わせてテイストを決める

オリジナルTシャツのテイストは、Tシャツの機能から選ぶことが可能となっています。
半袖や長袖だけではなく、メッシュなど通気性のあるものやデザインを複合的に行うならば、リバーシブルの可能なものがあります。
したがって、スポーツ用やダンス用など、いろんなシチュエーションに合わせてオリジナルTシャツを選ぶことができ、汗や汚れを気にすることがありません。
中には選択できないような素材もあるため、注意が必要となりますが、複雑なTシャツでも選択可能なものもあるため、よく確認することがポイントなのです。
オリジナルTシャツは、業者によって取り扱う範囲が異なるため、業者選びが重要となりますが、相談することで新たな商品に気がつくこともあるため、相談機能を使うと便利となっているのです。
またプリントや刺繍も崩れにくいような仕上がりにしたり、色褪せないような材質を使っている場合があるため、長く使うための耐久性もこだわることができます。

オリジナルTシャツのデザインで最初に決める絶対に入れたいテキストやイラスト

オリジナルTシャツはチーム名や会社名をアピール宣伝する目的や、目立たせるために着用する場合が多いです。
ダンスやチーム競技なども、メンバーがお揃いのTシャツを着ることでインスタ映えや応援のしやすさを狙えます。
そのためにも重要になってくるのが、テキストやイラストのデザインです。
必ず入れたいロゴは、やはり会社名やチーム名などの名前です。
しっかりアピールできるように目立つ色で大きめのテキストを入れましょう。
イラストに関しては、例えばお店であればどんな商品を扱っているのか一目で分かる絵が理想です。
何をしているチームのTシャツなのかが一目瞭然になる絵柄を考えることが大切と言えます。
野球やサッカーなどスポーツの種類の絵もおすすめです。
クラスで着るなら、似顔絵を入れるという手もあります。
個性やコンセプト、扱うものや目的が伝わるデザインがベストです。
オリジナルTシャツにはあまりごちゃごちゃ描くのではなく、シンプルなほうが言いたいことが伝わります。

オリジナルTシャツのカラーに合わせたデザインのカラー

会社や学校、または介護施設などではスタッフ全員が同じ品を身に付けているのが基本です。
それはTシャツであり、オリジナルTシャツというのが正式な呼び名になります。
数多くの製品をメーカーに発注すればオリジナルのものを作ることが出来、いまでは小ロットにも対応をするようになりました。
これからオリジナルTシャツを作ろうという方も多いでしょうが、簡単に特徴を見ていくことにします。
まず色んな色から構成をされているのがポイントで、カラーに合わせたデザインを自身で生み出すことが可能。
すてきな一枚を用意したいと希望する際は、デザインを先に考案してからマッチする素材を採用することです。
オリジナルTシャツのポイントはあくまでも自由な発想で、既存の商品を参考にすることは一切ありません。
オリジナルTシャツはいろんな現場で大活躍をしており、保育園ならスタッフだけでなく保護者も身に付けて運動会を実施するほどの人気ぶりです。

シミュレーション機能を活用しオリジナルTシャツのデザインは微調整

オリジナルTシャツを作成する際には仕上がりが気になるところですが、従来なら完成するまでどうなるか分からない場合が多かったのも確かです。
それを解決するために登場したのがサンプルを作成する方法でしたが、もしもここでデザインの調整が必要となれば、ベースとなる無地のTシャツや印刷を行ったインクが無駄になってしまいます。
昨今の持続可能で環境負荷が少ないサスティナブルな社会が求められている中で、それらの資源を無駄にしてしまうのが躊躇されます。
そんな中で登場したのがパソコンのソフトウェアを使用したシミュレーション機能で、グラフィック上でデザインを作成してオリジナルTシャツに印刷すればどのように見えるのかを確認できます。
サンプルを作成する場合にはいくつもの資材を消費することから何度も行うのは難しかったですが、シミュレーションならば何度でも納得できるまでやり直すことが可能です。
これにより、オリジナルTシャツの完成度を高めることに成功しています。

オリジナルTシャツのデザインで行き詰まったらテンプレートも参考に

既製品でもお洒落なデザインのTシャツは多く存在しますが、クラスTシャツやイベントで着用するものはオリジナリティを出したいものです。
オリジナルTシャツは、完成までに少し時間もかかりますが素材もデザインも自由に選ぶことができます。
デザインが手描きで作ることもできますし、デザインソフトも利用すればより凝ったものを作ることもできます。
文字やイラストの配置が悪いとバランスも崩れるので、そのこともよく考えて作っていきましょう。
オリジナルTシャツのデザインで行き詰ったときは、テンプレートの活用もおすすめです。
最近は、ネット通販での作成に応じているお店も増えており、手軽にデータを入稿できるようになっています。
データがない場合も、テンプレートを用意しているサイトを選べば簡単な操作で、誰でも簡単にセンスの良いデザインを作れます。
こうしたサービスは無料で活用できることも多いので、上手に利用して素敵なオリジナルTシャツを作成しましょう。

オリジナルTシャツのデザインは周囲の意見を聞いて修正

オリジナルTシャツのデザインを決める際には、自分1人で決めずに周囲の意見を聞いて修正することが良い方法となります。
オリジナルTシャツのデザインは自分よりも周囲の人に見られるものであるため、自分自身が満足していても周りの反応が良くなければあまり良いものとは言えません。
逆に他人に不快感を与えてしまうことになった場合、悪影響を及ぼしてしまうことも多いので注意が必要です。
オリジナルTシャツは1枚だけを作ると言うことが少なく、クラスの中まで作ったり、企業でイベントなどに利用すると言うことも多いものです。
このような場合には周囲の人全てが満足するものであることが必要であり、1人だけの意見では決めることができるものではありません。
特に企業の場合には顧客の印象を悪くしてしまうと、ビジネスの進め方にも影響を及ぼすことになり、大きな問題に発展してしまうこともあるため注意が必要です。
オリジナルTシャツは周りに様々なアイディアを求めて、必要に応じて修正することが良い方法です。

ざっくりとしたイメージからオリジナルTシャツのデザインを提案可能

オリジナルTシャツは、デザインを自分たちで考えられるのが魅力です。
企業名やスローガンを入れたり、オリジナルのロゴやキャラクターをデザインに使うこともできます。
世界に一枚だけのオリジナルTシャツが完成するので、仲間の一体感を高めたり思い出にもなるでしょう。
しかしデザインを一から考案するのは、簡単なことではありません。
デザインを考えるのが苦手な人にとっては、敷居が高く感じられるでしょう。
オリジナルTシャツの制作会社では、デザインを考案するのが苦手な方向けに、要望を聞きながら考え提案してくれるサービスも実施しています。
具体的な要望を文字や言葉で伝えたり、ざっくりとしたラフイメージから描き起こし具体化するので、これならデザインを考えるのが苦手な人でも敷居が高く感じられないはずです。
プロのデザイナーが頭の中にあるイメージを提案してくれるなら、世界に一つだけの素敵なオリジナルTシャツを制作できるはずです。

専用ソフトがなくてもオリジナルTシャツのデザインはできる

自分でオリジナルTシャツをデザインするとなると、「パソコンや専用ソフトが必要になるんじゃないか?」と想像する人もいると思います。
確かになにかをデザインするときは、このようなソフトが必要になります。
しかしオリジナルTシャツ制作ではこのようなものは必要ありません。
紙に書いた絵でも制作することが可能です。
また、デザインを決められないのなら会社の人と相談して決めるのもいいでしょう。
そうなると、紙に書く必要すらなくなるので、より手軽にオリジナルTシャツを作り上げることができます。
しかし、専用ソフトがあったほうが高度なデザインができるのは間違いありません。
もし、このような専用のものを持っているのなら使うのがいいでしょう。
持っていないとしても、制作自体は可能です。
「パソコンが使えないからデザインができない」と考えて諦めてしまう人もいますが、このような状況でも諦める必要はないので、是非安心して欲しいと思います。

オリジナルTシャツのデザイン案は著作権に注意

商業目的で公開されているイラストや漫画、写真などは著作権法により保護されており、無断で使用した場合には3年以下の懲役が科せられるなど厳しい処罰があるため注意が必要です。
好きなキャラクターやロゴなどをオリジナルTシャツを身に付けたいと考えてしまいがちですが、違法行為をしないためにもそれらのデザインは使用しないのが賢明です。
オリジナルTシャツの作成している業者のほとんどは法令を遵守することを宣言しており、万が一違法なデザインの印刷を注文された場合でも、断ることになっています。
一方、日本の著作権法は公衆の面前に公表したり、業者に対価を支払うなど金銭の授受が伴うことで初めて立件されるものであり、それらに抵触しなければ問題がありません。
例えば自宅で版権のあるデザインのオリジナルTシャツを作成し、そのことを自分以外の誰も知らない状態で、身に付けるのも自室だけに留めて他人に一切見られることがなければ、個人使用の範囲となり法律から除外されることがあります。

著者:田部井泰治

筆者プロフィール

群馬県桐生市出身。
デザイナーとして働いていたときに得た知識を生かしてライターの仕事をしています。
今回はオリジナルTシャツについて記事をまとめましたので、興味のある方はご覧ください。

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